当院の施設基準と届出内容
施設基準とは
施設基準は、クリニックが診療報酬上の特定の加算や点数を算定するために、厚生労働省が定めた要件のことです。例えば、人員配置、設備、診療体制、情報開示の方法などがあり、これらを満たすことで加算の対象になります。
クリニックにおいて診療報酬を適正に算定するために、施設基準の取得、届出、および院内掲示をします。
当院は、所轄の東海北陸厚生局に届け出を行っています。
明細書発行体制等加算
当院では、領収書発行の際に個別の診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行しております。明細書の発行を希望されない方は、受付にてお申し出ください。
医療情報取得加算
当院ではマイナンバーカードを用いたオンライン資格確認を行っております。これにより、患者様の薬剤情報や特定健診情報等を取得および活用し、より適切な診療に活かしています。個人情報は厳重に保護し、医療の質の向上に努めています。
医療DX推進体制整備加算
医療DX推進して質の高い医療を提供できるように体制整備を行っております。
- オンライン請求を行っております。
- 電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧または活用できる体制を有しております。
- 電子処方せんを発行する体制を今後導入検討しております。
- 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については、今後導入検討しております。
- マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声掛け・ポスター掲示を行っております。
夜間・早朝等加算
厚生労働省の基準に基づき、平日の18時以降や土曜日の正午以降などに受診された場合、診療報酬上の「夜間・早朝等加算」を算定しています。該当する時間帯に受診されますと、通常の診療費に加えて、50点が加算されます。ご理解とご協力をお願いいたします。
一般名処方加算・外来後発医薬品使用体制加算
お薬の「一般名」での処方に対応しています。薬剤の有効成分をもとにした「一般名処方」を行う場合があります。これにより、後発医薬品(ジェネリック)の使用が可能となります。医療費の負担軽減につながるメリットがあります。もちろん、患者様のご希望や治療内容に応じて、どんな薬が最も適切であるかを考えて提案しています。
情報通信機器を用いた診療
ネットを利用した診察のことです。当院では、一定の条件を満たす患者様に対して、スマートフォンやパソコンなどを用いたオンライン診療(情報通信機器を用いた診療)に関する届け出を行っています。
外来感染対策向上加算 / 発熱患者対応加算
当院では発熱など、その他感染症を疑わせるような症状の患者さんの受け入れについて、以下の対応を行っています。
- 感染防止のため、発熱や咳などのかぜ症状のある患者様は、その他の疾患で通院されている方々と待機場所を分けています。
- 発熱状況によっては個室または通常の診察室で診察いたします。
- 検査内容は当院にて判断させていただきます。